2013年07月25日

驚異の健康革命"人類を救う"万能医療の素

この夏始める体質改善新常識!
何ッ!40代で寿命は決まる!?
驚異の健康革命
“人類を救う万能薬”奇跡の水素水

カラダに活力を与え、現代病を治す。

今、わかっていることの全情報

シミ、シワから脳梗塞にまで改善効果のある水素水。ノンフィクションライター・一志治夫氏と編集部が最新情報と今後の課題を総力レポート。

副作用がなく、万病に効く。
筆者も体験した神の水の効能
 二日酔いがなくなった、メタボが解消された、疲労しにくくなった、運動が楽になった-。いずれも、水素水を飲んで得られるとされる効果である。
 にわかには信じられないかもしれない。が、実は、私自身も数か月間、水素水を飲み続けて、二日酔いの軽減を実感している。しこたま飲んで帰った夜、300mlほどの水素水を飲んで寝ると、翌朝、驚くほど爽やかに目覚められるということを何回も経験しているのだ。
 最初のうちは、「まあ気のせいだろう、普通の水を飲んでもきっと同じはずだ。意識して水分をとろうとすることで、体内のアルコール分が薄まり楽になっているに違いない」と思っていた。が、そんな疑いを持ちつつも飲み続けていて、やはり水素水が効いていると思わざるを得なくなってくる。水素水が手元になく、代替の飲料を飲んだ時は、明らかに酒が残るのである。
 同じく数か月にわたって水素水を飲み続けている私の友人も同様のことを実感していた。彼はタバコも酒も嗜むが、水素水を飲み始めてからというもの、明らかに二日酔いが減り、ランニングなどの運動能力が上がったと感じられるというのである。現在は、年1回の人間ドックの結果を楽しみにしているという。肝機能をはじめ、何らかの数値の向上があるのではないかと期待しているのだ。

ミトコンドリア研究で水素の力を発見
 水素水とは、言うまでもなく、水に水素を溶解させたものである。ここで言う水素とは、水素ガスとして知られる分子状の水素(H2)である。
 ではなぜ、その水素水にはそれだけのパワーが秘められているのか。
 水素水の研究は、長らく行なわれてきたが、にわかに脚光を浴びだしたのは、21世紀を迎えてからのことである。
 そして2007年、日本医科大の太田成男教授が医学雑話『NatureMedicine』に「水素の生体への効果」に関する論文を発表したことで、一気に水素水は世の耳目を集め始めるのである。
 太田先生の専門は、分子細胞生物学。とりわけ、ほとんどの生物の細胞に含まれる小器官「ミトコンドリア」研究の第一人者としてつとに知られていた。
 太田先生が言う。
「ミトコンドリアから出る活性酸素を研究している過程で水素と出会ったんです。活性酸素というと、すべて悪玉のように考えて、全部消しちゃえばいいと考える人が多かったんですけど、実は、抗酸化サプリメントを多量にとっている人は、寿命が短いんです。活性酸素の害を減らすためには、抗酸化物質をとりすぎるとまずいんですね。その点を回避しながら、悪玉活性酸素「ヒドロキシルラジカル」の害をどうやってなくしたらいいかと研究をしている時に、それが水素であることがわかったんです」
 分子状の水素は、悪玉活性酸素と結合し、無害の水になってしまう。水素には細胞やDNAすら破壊する酸化力を持つ悪玉活性酸素を除去する力があったのだ。平たく言えば、「体についたサビを落としてくれる」のである。
 その後2012年までに、水素に関する論文が世界中で約250も発表され、人体に対して水素がどんな効果をもたらすかの研究が重ねられた。

抗炎症作用やアレルギーに効果ありとの研究結果も
 その結果、先の二日酔いや肉体疲労だけでなく、病気に対しても効果があるのではないか、とわかってきた。
 例えば、順天堂大学を中心にした医療チームは、パーキンソン病患者18名に対して、48週にわたって二重盲検試験(9名にただの水、9名に水素水1リットルを毎日与える)を行なった。パーキンソン病は、神経変性疾患のひとつで、根本的な治療方法は確立されていない。その結果、水素水を飲み続けた9例中6例で症状改善、進行抑制が見られたのである。
 あるいは、福岡県の原土井病院では、リウマチ患者に水素水を飲ませた結果、10人中8人に改善が見られたことを発表している。
 このほかにも、臨床試験で脳梗塞治療(静岡県の西島病院)、疲労予防効果(筑波大学)。ラットを使った動物実験で心臓障害の軽減(慶雁義塾大学)、歯周炎抑制効果(岡山大学)、認知機能低下抑制効果(日本医科大)などなど、次々と結果は表われている。
 「水素の効果というのは、当初考えていたよりたくさんあるということがわかってきたんです。最初に狙ったのは、抗酸化作用だったんですけど、抗炎症作用、アレルギーを防ぐ作用、代謝を活発にすることとか、想像していたよりいい面がずっとあった。パーキンソン病に関しては、今まで特効薬がなかったんですけど、1年間で改善効果が認められたわけですしね。
 それと、普通は、動物実験から人間を使った臨床試験にいくにはすごく時間がかかるんですが、お医者さんが水素の効用を信用してくれて早い時期から臨床試験に入ってくれたんですね」
 臨床試験は現在も広く続けられており、ED、不妊治療、ガン治療などでも効果が上げられるのではないか、と期待されている。
 もっとも、現在の研究では、それぞれの病状に対して水素水あるいは水素ガスがなぜこうした効果をもたらすのかがわかっていない。つまり、水素の何がどう改善に作用しているのかが科学的には証明されていないのである。
 ただし、副作用がない、ということはわかっている。
 「普通、血圧の高い人の数値を下げるクスリは、低い人の数値も下げてしまう。ところが、水素水は、高い人の数値は下げて、正常の人のは下げることがないんです。あるいは、インスリンをとりすぎれば低血糖になってしまう。ところが水素では、そうならずに効果を出せる。だから逆に、若い健常な人には水素水を与えてもあまり変化がないんです。正常な人は正常になりようがないから。過不足なく都合のいいように働きかけるのが水素のいいところなんです」(太田先生)
 太田先生もまた、いま、その水素の効用メカニズム、根本原理を追究しているところだ。

"ほんの微量"含有の「水素水」商品に注意
 現在、真剣に水素研究を続ける者たちを悩ましているのは、ニセ水素水の存在である。水素水市場がふくらむにつれて、インチキな水素水が跋扈し始めているのである。
 水素研究の第一人者である太田先生は困惑を隠せない。
 「水素が入ってますと謳っていても、わずかに10万分の1とか100万分の1のものもある。ということはほとんどゼロです。それでも、入っていると言い張る水素水がある。彼らの測定数値自体は間違っていないんだけど、効果が見込めない微量な水素しか入っていないのに、さもたくさん入っているかの如くに謳うんです。また、そんな水素水の宣伝に僕の名前や写真が勝手に使われていたりするから困っているんです。消費者庁も動いてはいるんですけどね、僕も(消費者が)個人的に問い合わせてくれれば答えますと言っているんだけど、全く知らない商品が次々といっぱい出てきていてね」
 太田先生が続ける。
 「微量しか入っていないということを知っててやっているわけですから完全に詐欺なんですが、そんなふうに私が発言すると、大学宛てにクレームがきたりする。やっぱり彼らにとっては死活問題ですからね。偽物を駆逐するのは難しい」
 効果なき商品が蔓延すれば、水素水全体がインチキだということにもなりかねない。
 間違いなく言えるのは、水素は、消えやすいということである。例えば「ペットボトルで売られているものには、水素水と銘打たれていても水素は含有されてない」と考えたほうがよい。水素の分子は細かく、たとえ、生産時に水素が入れられていたとしても、ブラスチックボトルから抜け出てしまうのである。アルミパックに入っているもののほうが確かだ。また、製造年月日も無視できない。時間をおけばおくほど、水素は抜けてしまうので、たとえ、アルミパックであっても、経年したものは効果が薄い。

水素水が健康と生活スタイルを変える
 水素水には副作用がないと書いたが、見方を変えれば、「ある」のかもしれない。実は、オリンピック選手のような一級のアスリートが飲みすぎると、「筋肉が楽になって力が出なくなっちゃう」(太田先生)というのだ、
 実際、何人かのオリンピック選手、プロ野球選手、ボクサー、力士らは水素水を飲んだあと、成績を落としてしまったという実例がある。
 トップスポーツ選手は、練習で筋肉をいじめ抜き、自らを追い込んで試合に臨む。しかし、水素水を飲むことによって、目標値を以前より楽に達成してしまい、結果、筋肉への刺激が減り、筋力が落ちてしまうのではないか、という仮説だ。
 ただ、逆に素人レベルのスポーツ愛好者であれば、効果的であるかもしれない。例えば、日曜日に草野球をやったあとに水素水を飲めば疲労回復は早くなり、翌朝が楽、なんてこともあり得るのだ。
 「いままで僕は副作用はありませんと言ってたけど、トップのスポーツ選手は考えて飲まないといけないし、がんばりがきいちゃうというタイプの人も、仕事をいくらやっても疲れないとなって、過労死したら大変だなと。そういう副作用はあるかもしれないですね」(太田先生)
 いずれにせよ、水素水は、今後ますます私たちの生活に溶け込んでくるのだろう。
 「水素というのはちゃんとしたクスリで、もっと信用して飲んでくれるようになるといいと思う。あとは、値段をだんだん安くしていくということですね。水だけでなく、いずれはお茶とか珈琲にも入れられるようになると思います」(太田先生)
 しかし、やはり、期待されるのは、前述のとおり医療分野においての活用だ。
 太田先生は言う。
「今、水素水じゃなくて、水素ガスをクスリにしようと思っているんです。例えば、心筋梗塞になった、心肺停止状態になったという緊急時に水素ガスを吸わせる。水素ガスや水素水の普及は、大きく見れば、医療費の軽減にもつながると僕は期待しているんです」
 「水素水の奇跡」は、決して大袈裟な話ではないのである。
驚異の健康革命人類を救う万能医療の素
DIME2013年9月号
2013年7月16日(火)発売
定価:680円(税込)


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ノンドーピング・ハイパフォーマンス それがガボリサット。
最高齢のエベレスト登頂、おめでとうございます。
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Posted by acplan at 12:44 │ニュース